「犬のための建築」展 ミラノADI Design Museum巡回展
「犬のための建築」展 ミラノADI Design Museum巡回展

1 16, 2025

「犬のための建築」展 ミラノADI Design Museum巡回展

人間以外の尺度で建築を捉えなおすことにより、
新たな建築の可能性を模索するプロジェクト「犬のための建築」。
2012年の開催以来、名だたる建築家やデザイナーの協力のもと、
巡回先の都市ごとに、新たな建築を追加しながら、世界各地を遊動しています。
第9回目となる今回はミラノでの開催。
ミラノ展では、新たにピエロ・リッソーニ氏、ジュリオ・イアケッティ氏を迎え、
全22作品におよぶ建築を総覧いただけます。
犬と人との幸福な関係性を見つめ直す、
真摯な建築プロジェクトを、どうぞご覧ください。

展覧会情報
ARCHITECTURE FOR DOGS|Milan Touring Exhibition
会期|2024年12月3日(火)─ 2025年2月16日(日)
会場|ADI Design Museum [ Piazza Compasso d'Oro 1, 20154 Milano ]
WEB|
ADI Design Museum
https://www.adidesignmuseum.org/en/exhibition/architecture-for-dogs/
ARCHITECTURE FOR DOGS
https://architecturefordogs.com/

Exhibition Director: Kenya Hara
Exhibition Planning and Design: Kenya Hara, Hiroyuki Sato, Tomoko Nishi
Producer: Yuta Hosomi
Movie: Yohei Ono
Photo: Hiroshi Yoda*
Archived Photo: Michele Nastasi*
Motion Graphics: Kenichi Hashimoto*
Music: Suguru Yamaguchi*
Co-founders: Imprint Lab*, Intertrend*
Cl: ADI Design Museum
*社外

Audeum AUDIO MUSEUM

1 14, 2025

Audeum AUDIO MUSEUM

韓国・ソウルに位置するオーディオ専門の博物館、
「Audeum AUDIO MUSEUM」のネーミング、VI、サイン計画を担当しています。
シンボルマークは館が所蔵する音響装置の表象であり、
出力する音に合わせて自由自在に可変する動的なシンボルです。
WEBやムービーなど、オンスクリーンで使用する際には、
音に即して形を変え、より注意を引きつけます。
サインにおいても、空間に合わせてシンボルを可変することで、
より効果的な展開を生み出しています。

Audeum AUDIO MUSEUM ウェブサイト
https://www.audeum.org

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Li Cheng, Natsu Kobayashi, Yongqiang Dai
Movie: Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa
Motion Graphics: Xin Zhong
Ph: Taiki Fukao, Yohei Ono, Mayuko Hirata
Pm: Reiko Yamaguchi
Cl: Seojeon Cultural Foundation

原田宗典『おきざりにした悲しみは』
原田宗典『おきざりにした悲しみは』

12 02, 2024

原田宗典『おきざりにした悲しみは』

岩波書店より発売された、作家・原田宗典氏の六年ぶりの書き下ろし小説
「おきざりにした悲しみは」の装丁を原研哉が手がけています。

Webサイト
https://tanemaki.iwanami.co.jp/posts/8384

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara
Illustration: Tsuyoshi Nagaoka

グルベンキアン美術館 サイン計画
グルベンキアン美術館 サイン計画

11 08, 2024

グルベンキアン美術館 サイン計画

ポルトガルのリスボンにある現代美術館、
CAM(Centro de Arte Moderna Gulbenkian)の改修に伴い、
原デザイン研究所がサイン計画を担当しました。

曲線構造が特徴的な建築は、建築家の隈研吾氏によるもので、
建築と自然が歴史ある街の中で融合し溶け合うよう、
日本家屋の「縁側」に着想を得て設計されています。

そんな建築の曲線的な文脈を取り入れ、
鈍角に折り曲げた形状に設計したサインは、
平時は環境に溶け込みながらも、
必要が生じれば、情報への注意を誘発するとともに、
進行方向をより明快に示します。

また、経年変化した鉄のような色合いで統一することで、
存在感を残しつつ、室内にも、庭園にも溶け込み、
内と外の疎通をより高めます。

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Hana Yazaki, Natsu Kobayashi, Wataru Sato, Dai Yongqiang
Ph: Richard Oliveira Alves*
Pr: Yuta Hosomi
*社外

釧路湿原かや沼観光宿泊施設 ぽん・ぽんゆ オープン
釧路湿原かや沼観光宿泊施設 ぽん・ぽんゆ オープン
釧路湿原かや沼観光宿泊施設 ぽん・ぽんゆ オープン

11 07, 2024

釧路湿原かや沼観光宿泊施設 ぽん・ぽんゆ オープン

北海道東部に広がる釧路湿原は、河川や湖沼、海霧などにうるおされ
約2,000種の動植物が絶妙なバランスで循環を繰り返している、日本最大の湿原です。
「ぽん・ぽんゆ」は、そんな手付かずの自然に分け入るための
簡潔かつ清潔な泊まれる探索拠点として2024年9月にオープンしました。

「ぽん・ぽんゆ」とは「小さい・温泉」を意味するアイヌ語に由来した名称です。
思わず口に出したくなるような親しみを持つこの言葉を
かたちの単純な反復を避けた、抜け抜けとしたひらがなで表現しました。
原デザイン研究所では、このネーミング・VIをはじめ
館内アートピース、備品、サインシステム、Webサイトなど
総合アートディレクションを担当しています。

長らく地域の方々に親しまれてきた「憩の家 かや沼」という施設を
老朽化に伴い、建築家・隈研吾氏により改修した「ぽん・ぽんゆ」。
標茶町産のナラ材を組み上げた外観や、構造として取れない柱を活かした客室、
湿原の植生をモチーフにした露天風呂など、大自然の息吹をそこかしこに感じるホテルです。
類いまれな生物多様性を実感する旅の拠点として、ぜひお出かけください。

AD: Kenya Hara
Interior design: Hiroyuki Sato, Takumi Muraoka
Graphic design: Megumi Kajiwara, Yukiyo Nemoto, Shimpei Nakamura, Haruna Furusato, Madoka Nakamura
Sign design: Natsu Kobayashi
Web design: Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa
C: Karen Asai, Yuki Goda, Saki Shiraishi
Ph: Riko Okaniwa
Pm: Reiko Yamaguchi

ぽん・ぽんゆ グラフィック
ぽん・ぽんゆ グラフィック
ぽん・ぽんゆ グラフィック

11 07, 2024

ぽん・ぽんゆ グラフィック

エントランスの壁面から大浴場、各客室まで。
館内のあちこちに、釧路湿原の自然を
精緻なイラストと解説文で紐解くアートピースが点在しています。
湿原の植生や、釧路川をはじめとする水域、周辺の生態系、
湿原で見られる自然現象など、ラインナップは全9種。
客室の引き出しには、標茶周辺と釧路・阿寒・摩周地域の
アクティビティや探索スポットをまとめたマップを配し、
アメニティ類には、釧路湿原に生息する動物たちをしのばせました。
湿原探索の前後に、ぜひじっくりとご覧ください。

AD: Kenya Hara
Graphic design: Megumi Kajiwara, Yukiyo Nemoto, Shimpei Nakamura, Haruna Furusato, Madoka Nakamura
Interior design: Hiroyuki Sato, Takumi Muraoka
C: Karen Asai, Yuki Goda
Pm: Reiko Yamaguchi

ぽん・ぽんゆ Webサイト

11 07, 2024

ぽん・ぽんゆ Webサイト

冒頭のムービーは、「ぽ」の○を標茶高校の学生たちが
人文字で描いた生命力あふれるシーンから始まります。
湿原内に繁茂する樹林や特異な植生、釧路川に悠然とただよう流氷など
季節ごとに表情を変えながら生き続ける釧路湿原のダイナミズムを
ドローン撮影によって真俯瞰から記録しています。

そのほか、湿原の風土をふんだんに取り入れた
客室、温泉、食事といった館内での体験はもちろんのこと、
ワカサギ釣りやカヌーツアーなど、湿原ならではのアクティビティ、
改修に際して集った隈研吾、原研哉、鈴木輝隆の三者による鼎談など
大湿原を館の内外から捉えた多様なコンテンツを収録することで、
ぽん・ぽんゆを拠点として釧路湿原を訪れてみたくなる
きっかけを創出しています。

AD: Kenya Hara
D: Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa
C: Karen Asai, Yuki Goda
Ph / Movie: Riko Okaniwa, Naoya Takahashi*
Movie Editor: Hiroshi Hosokawa
Co: Daichi Hiramatsu*
Pr: Satoshi Muraki
Pm: Reiko Yamaguchi
*社外

瀬戸内国際芸術祭 2025
瀬戸内国際芸術祭 2025

10 25, 2024

瀬戸内国際芸術祭 2025

瀬戸内国際芸術祭のメインビジュアルは、
第1回目から原デザイン研究所が手掛けています。

6回目を迎える今回の舞台は海水浴場。
赤い水泳帽と黒い水着を身につけ、飛び込み台の上に蝟集した多数の中高生が、
一斉に海へと飛び込み、やがて、海面に顔を出します。
一連の写真は、瀬戸内海という見慣れた風景のなかに、
アートという非日常な時間が立ち現れる瞬間を想起させます。

海のイベントの再来を告げると同時に、
またそこへと帰りたくなるような
詩情を誘うヴィジュアルを意図しています。

瀬戸内国際芸術祭 2025
春会期|4月18日(金)− 5月25日(日)
夏会期|8月1日(金)− 8月31日(日)
秋会期|10月3日(金)− 11月9日(日)

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Hana Yazaki, Hiroka Kobayashi
Ph: Yoshihiko Ueda*
Pr: Yoshifumi Nabeta, Satoshi Muraki
*社外

無印良品 ルクア大阪 リニューアルオープンビジュアル

10 24, 2024

無印良品 ルクア大阪 リニューアルオープンビジュアル

レディース向け衣料品とコスメ・ケア用品の特化店としての
フルリニューアルを宣伝するビジュアル・動画を制作しました。、

軽やかなスキップの動画で、
動きに添う衣服の様々な表情を全方位から見せます。
ルクア大阪館内にてバリエーション展開のポスターが掲示され、
動画も大阪駅の6箇所のデジタルサイネージにて放映。
自分作りを楽しんでもらいたいといった店舗の思いと姿勢を
端的な表現で梅田を行き交う人々に訴えかけました。

AD:Kenya Hara
D:Kenya Hara, Mio Asai
C: Kenya Hara, Yiyi Dong
Photo:Yoshihiko Ueda*
Movie:Yoshihiko Ueda*
Movie Editor:Kenya Hara, Mio Asai
ST:Yuriko E*
HM:Eri Akamatsu*
Pr:Satoshi Muraki
*社外

無印良品 あったか綿 プロモーション

10 23, 2024

無印良品 あったか綿 プロモーション

湿気を吸って熱を発する綿素材を100%使用した
冬の機能性インナー「あったか綿」の、
告知ビジュアル・動画を制作しました。
前年までと同様に、暖色のグラデーションを用いて
天然素材ならではのじわりとした暖かさを表現。
柔らかな人物のシルエットと実った綿花を描き、
おなじみの印象と新鮮味を両立させました。
また動画では、さまざまな年代・体型の人々を
登場させることで、老若男女を問わず着用できる
ラインナップの多様さを訴求しています。

AD: Kenya Hara
D: Yukiyo Nemoto
C: Junpei Watanabe*, Karen Asai
Movie: OTAMIRAMS*
Sound: Noriyuki Sato+Makiko Sato (Heima)*
Sound Engineer: Osao Hori*
Pr: Satoshi Muraki, Yuta Hosomi
*社外