TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」 ニセコ展
TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」 ニセコ展

8 02, 2024

TAKEO PAPER SHOW 2023「PACKAGING―機能と笑い」 ニセコ展

「PACKAGING―機能と笑い」をテーマに
パッケージという営みを二つの観点から見つめ直した「竹尾ペーパーショウ」。
その巡回展が、2024年7月13日(土)〜8月18日(日)の約1ヶ月間、
北海道ニセコ町の有島記念館にて開催されています。

蔦がからまるレンガ造りの建物が特徴の有島記念館。
大きな窓からニセコの緑景を見わたす開放的な空間に、
デザイナーの梅原真氏が「笑い」をテーマにキュレーションした
全国各地のパッケージ100点が集結しました。
林立する黄色い展示台を巡りながら鑑賞をつづけると、
ぴんと張り詰めた「機能」の展示空間へ。
素材や環境に高い感度を持つクリエイター12組が
紙の近未来に目を向けた、新たな容器・包装が並びます。

潜在する価値を目に見えるかたちにするPACKAGINGは
地域へとその主戦場を移しつつあります。
会期中、会場では北海道を中心に活躍するクリエイターによる
トークセッションも予定しています。
今日のデザインのリアルを体験しに、ぜひお出かけください。

Producer: Shigeru Takeo*
Planning and Design: Kenya Hara ┼ Hara Design Institute, Nippon Design Center
Production and Coordination: Hara Design Institute /
Kaoru Matsuno, Koyuki Inagaki, Megumi Kajiwara, Wataru Sato, Hiroyuki Sato, Yuina Suzuki,
Yukiyo Nemoto, Shimpei Nakamura, Karen Asai, Yuki Goda, Masanori Takenawa
TAKEO Co., Ltd. / TAKEO PAPER SHOW Project*
Website: Hara Design Institute / Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa
Version zero dot nine inc. / Yasuo Watanabe*, Motokazu Furukawa*
*社外

SHIBUYA TSUTAYA リニューアル
SHIBUYA TSUTAYA リニューアル

5 22, 2024

SHIBUYA TSUTAYA リニューアル

渋谷の中心に立ち、
世界中から多くの観光客が訪れる
SHIBUYA TSUTAYA。
そのVIリニューアルを原デザイン研究所が担当しています。

日々生み出される様々なIP(intellectual property/知的財産)コンテンツは、
多種多様なビジネスとつながりを持ち、
新たなカルチャーの渦を次々と生み出しています。

そんなIPコンテンツの受け皿として、
イベントやポップアップなど、実際の体験を通し、
エンターテイメントの魅力を伝播していく新しい空間に親和するよう、
柔らかく、賑やかで、親しみやすいVI設計を目指しました。

TSUTAYAの「T」をモチーフとした、
滴り落ちる流体のようにも、立ちのぼる気体のようにもみえる
柔らかな形状のシンボルマークは、
多様なエンターテインメントの魅力を凝縮し、
多くの人に広めていく、発信の場を象徴しています。

ロゴタイプは、端正でシンプルながら、
AやYなど文字の端部に角度をつけることで、
明るいキャラクター性を表現しています。

サインシステムは、
明るく親しみやすいロゴタイプを踏襲しつつ、
誰もが理解できる可読性の高さを追求し、
文字の端部まで精密に設計しています。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Kaoru Matsuno, Yongqiang Dai, Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa, Natsu Kobayashi
Camera: Rui Hosokawa, Kazuki Majima, Hikaru Miyata
Motion Graphic: Xin Zhong
P: Yoshifumi Nabeta, Haru Matsunaga
Client: Culture Convenience Club Co., Ltd.

mtm labo コンセプトムービー

5 02, 2024

mtm labo コンセプトムービー

mtm laboのコンセプトムービーとブランド広告を制作しました。
mtm laboは、一人ひとりの肌の微細な違いを分析し、
個々に最適化されたスキンケア用品を提案するコスメティックブランドです。
「similar, yet different」というコピーのもと、モデルに双子を起用し、
どんなに似ている人同士でも、必ず違いがあり、
そんな一人ひとりの個性を尊重する、mtmの姿勢を表現しています。

mtm labo ウェブサイト
https://www.mtmlabo.com/

AD:Kenya Hara
D:Kenya Hara, Madoka Nakamura
Photo:Yoshihiko Ueda*
Movie:Yoshihiko Ueda*
HM:Eri Akamatsu* ,Yoko Fuseya*
ST:Mana Yamamoto*
Movie Editor:Kenya Hara, Masato Sadaoka*
Colorist:Yasuo Fukuda*
Music:Heima*
Pr:Satoshi Muraki ,Yang Fan
*社外

無印良品『生活雑貨2023』 受賞
無印良品『生活雑貨2023』 受賞

4 26, 2024

無印良品『生活雑貨2023』 受賞

原デザイン研究所が企画・制作した、無印良品『生活雑貨2023』が
第65回 全国カタログ展にて
産経新聞社賞およびカタログ部門 金賞をダブル受賞しました。
素材の選択、工程の点検、包装の簡略化という無印良品のものづくりの基本を、
製品が生まれる現場を取材・撮影した記事を通して紹介。
商品ページでは、実際にくらしを営む個人宅で撮影を行い
リアリティのある使用シーンを描きながら、
大型家具から文房具までさまざまなプロダクトを最適なサイズで掲載することで、
商品を総覧するという紙カタログ本来の機能を突き詰めています。

AD:Kenya Hara
D :Kenya Hara, Yukie Inoue, Megumi Kajiwara, Asaki Hoshino, Weizheng Liu, Izumi Suge*
C :Karen Asai
Ph:Riko Okaniwa, Yohei Ono, Zoubin, Yoichi Nagano*, Akihiro Ito*
CG:Kenichi Hashimoto*
Pr:Satoshi Muraki, Megumi Tanabe
*社外

GINZA SIX DOKI DOKI 2024
GINZA SIX DOKI DOKI 2024

4 18, 2024

GINZA SIX DOKI DOKI 2024

GINZA SIXで行われる春のプロモーションにあたって
グラフィックとキャンペーンタイトルを制作しました。
脈動するエネルギー、溢れる熱量といったイメージを、
赤と白のツートーンで描いた鮮烈なビジュアルと
擬態語を用いた高揚感を呼び起こすタイトルで表現しています。

キャンペーンに連動して特設サイトも公開されています。
テーマをより直感的に体感できるツールとなっており、
ページ遷移に合わせてまるで生き物のように躍動する
モーショングラフィックスをご覧いただけます。

GINZA SIX DOKI DOKI 2024
2024年4月6日(土)-5月6日(月・祝)
https://ginza6.tokyo/gsix2024/spring

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Tomoko Nishi
C: Karen Asai, Yuki Goda
Movie: Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa
Pr: Haru Matsunaga
Ph: Kei Iwasaki
Web: IN FOCUS Inc. *
Cl: GINZA SIX Retail Management Co., Ltd.
*社外

八海山 百
八海山 百

4 14, 2024

八海山 百

百周年を迎えた八海醸造が、これまでを反芻しつつ、
次の100年につないでいく契機としてつくった記念酒「百」の、
パッケージ制作を原デザイン研究所が担当しました。

ラベルに朗々と配した「百」の文字は、
楷書体による力強く端正な字形であり、
八海醸造が目指し続ける丁寧な酒造りの表象でもあります。

原デザイン研究所が設計し一本一本職人が手作りしたボトル、
選び抜いた手すき和紙のラベル、この酒の佇まいを表す桐箱など、
細部まで意を込めています。

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Kanako Ohashi, Yongqiang Dai, Asaki Hoshino, Wataru Sato
C: Ryuji Kumagai
Pr: Shogo Kawahara

八海山 CIリニューアル
八海山 CIリニューアル

4 12, 2024

八海山 CIリニューアル

百周年を迎えた八海醸造株式会社の、
CIリニューアルを原デザイン研究所が担当しました。

日本酒にとどまらず、焼酎、ビール、ウイスキー、ジンなど、
多様な酒を製造するブランドへと成長し、
海外進出も積極的に進めている現状を鑑み、
いずれのラベルやパッケージに使用しても違和感なく、かつ、
八海山であることが一目でわかるロゴへと更新しました。

どんな種類の酒にも何かしらの癖があり、
そこに愛着や親しみを覚えてもらえるよう、
文字の造形にもわずかに個性を込めています。

AD: Kenya Hara
D(CI): Yongqiang Dai
D: Kenya Hara, Kanako Ohashi, Asaki Hoshino
Pr: Shogo Kawahara

ORIGIN of SIMPLICITY - 20 Visions of Japanese Design
ORIGIN of SIMPLICITY - 20 Visions of Japanese Design

4 01, 2024

ORIGIN of SIMPLICITY - 20 Visions of Japanese Design

イタリアのADI Design Museumで開催される
「ORIGIN of SIMPLICITY - 20 Visions of Japanese Design」において、
展示デザイン、および、グラフィックデザインを担当しています。

本展覧会は、ミラノ大学で東アジア美術史の教授を務める
ロッセラ・メネガッツォ氏がキュレーションを担当しており、
20のテーマから日本のデザインのルーツを探ります。

茶筅や卵つとのような伝統的なデザインから、
名作家具、工芸品、現代のデザイナーによる実験的作品まで、
多様な時代、文脈のデザインをテーマごとに配すことで、
多義的な視点から日本のデザインを総観できます。

展覧会情報
ORIGIN of SIMPLICITY - 20 Visions of Japanese Design
会期|2024年3月23日 - 6月9日
会場|ADI Design Museum
Web|https://www.adidesignmuseum.org/en/exhibition/origin-of-simplicity/

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Kaoru Matsuno, Hiroyuki Sato, Takumi Muraoka, Shimpei Nakamura, Wataru Sato, Ryuji Kumagai
C: Kenya Hara, Ryuji Kumagai, Karen Asai, Yuki Goda
Pr: Yuta Hosomi
Cu: Rossella Menegazzo*
Cl: ADI Design Museum
*社外

ヤマトグループ フレイターデザイン
ヤマトグループ フレイターデザイン

2 05, 2024

ヤマトグループ フレイターデザイン

2024年4月11日に運航開始となる、
ヤマトグループ初のフレイター(貨物専用機)において
機体デザインを原デザイン研究所が担当しました。

本機は、ヤマトHDと日本航空(JAL)の連携により、
今後予測される長距離トラックの輸送力減少への対策や
緊急時の輸送チャネルの確保など、
未来を見据えた輸送網の安定化を図るものであり、
尾翼に配された「アドバンスマーク」は先端技術でひらく新事業や、
既成概念にとらわれない事業への取り組みを表しています。

AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Angsuya Kunchaethong, Haruna Furusato, Koyuki Inagaki, Xin Zhong
Photo: Taiki Fukao
Retouch: Tomohiro Ichikawa(nenemu)*
Pr: Yoshifumi Nabeta
*社外

無印良品 香水

12 20, 2023

無印良品 香水

中国国内の無印良品で展開される香水シリーズについて、
商品開発からプロモーションまで、原デザイン研究所が手掛けました。

四文字熟語をテーマとした香水シリーズです。
無印良品という言葉と通底し、
最短距離でイメージを共有できる
四文字熟語のネーミングを基軸として、
付加価値や強い嗜好性によらない、
気軽で心地よい香りのあり方を提案しています。

バルブアトマイザーや、やや重厚なガラスなど、
簡潔さのなかに情緒を伴った香水瓶は、
四文字熟語が想起させる世界と相乗して
香りを身に纏うという体験をより強めます。

プロモーションでは「月面漫歩」という香りを中心に据え、
無重力を感じさせるイメージとして展開することで、
本製品の清潔で軽やかな印象を増幅するとともに、
使い手を新しい香りの世界へ導きます。
コピーは他のフレグランス製品と共通した「香、遇。」です。
付加価値や強い嗜好性によらない、新しい香りとの出会いを提供します。

AD: Kenya Hara
Product Design: Hiroyuki Sato, Ryuji Kumagai, Wang Zhe
C: Ryuji Kumagai
Communication Design: Hana Yazaki
Photo: Takashi Sekiguchi*
Pr: Satoshi Muraki, Ping Xi
PM: Reiko Yamaguchi
PD: Deng Yu
Cl: MUJI(Shanghai)Company Limited