NHK ロゴマーク
公共放送がつなぐ共生社会を象徴する。

NHKは、日本の公共放送局です。1925年にラジオ放送を開始してから1世紀間、報道、教育、防災など、公共の福祉に寄与する番組を放送してきました。玉音放送や東京オリンピックの衛星中継をはじめ、近代日本の歴史の証人となり続けてきた放送機関です。
NHKは1995年に放送開始70周年を迎えました。当時はグローバル化や価値観・生活様式の多様化が急速に進展し始めていた頃。インターネットの登場など、メディアの在り方も大きな変革期を迎えていた中で、放送はいかに知を広め、人々をつないでゆけるか。公共放送のあるべき姿が模索され直していた時期でした。
そんな中、NDCはNHKのロゴマークを刷新しました。輪がつらなる様子にも、たまごが支え合い寄り立つ様子にも見える新生ロゴマークは、新しい生命、無限の可能性、人々が支え合う共生社会を表しています。たまごはコロンブスの逸話におけるアイデアとクリエイティビティの象徴でもあり、知の礎を築く放送機関としてのNHKの在り方も示しています。
Visual Identity
公共放送NHKのロゴマークです。三つの輪は、暖かい生活、新しい生命と無限の可能性、支え合って生きる共生社会、そしてコロンブスの逸話にある発想の転換とクリエイティビティの象徴であり、 放送開始70周年を機にNHKが新たにかかげた方向性を示しています。
