続報|無印良品の企業広告「気持ちいいのはなぜだろう」|新聞広告編

Sep 03, 2020

続報|無印良品の企業広告「気持ちいいのはなぜだろう」|新聞広告編

9月2日の朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞の朝刊に15段広告を掲載しました。

奈良の長谷寺では、朝5時から掃除がはじまります。350年以上にわたり、礼堂の板敷きの床は毎日拭き続けられてきました。2019年、無印良品は世界中の掃除のシーンを撮影していました。COVID-19が世界を席巻する前のことです。文化や文明を超えて営まれる、掃除というごく普通の営みの中に、ヒトという生き物の本質がひそんでいるのではないかと考えてのことでした。無印良品が探求する感じ良い暮らしや社会のヒントがそこに見えるかもしれないと。世界が止まってしまった今、その写真や映像をあらためて見直すと、ごくあたり前の暮らしがとてもいとおしく感じられます。写っているものはまぎれもなく人間本来の営みです。どんなに技術が進んでも、人間は生身の身体そのものであり、よく食べ、よく歩き、よく眠り、せっせと掃除をしながら、生きる幸せの手ごたえを感じていくのでしょう。無印良品は良心とクリエイティブによって誕生しました。シンプルで美しい暮らしを願うお客様とともに、感じ良い暮らしと社会に向かって、最良で最強な「くらしの基本と普遍」を共創していきたいと思います。地に足をつけ、額に汗して働く清々しさと、人間と自然の良い関係を模索し、同じ想いの人々と手をたずさえながら、地域社会のお役に立てる誇りと充足感を共有し、それぞれの地域や暮らしに無くてはならない存在を目指します。(広告ボディコピー全文)
AD: Kenya Hara
Ph: Taiki Fukao
C: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Yukie Inoue
Pr: Satoshi Muraki