草間彌生美術館
世界観に、潜り込む。

世界的な現代アーティスト、草間彌生が設立した個人美術館です。作家自身の芸術世界を体現する場として、美術館全体を通じて統一されたビジュアルアイデンティティが求められました。
ボールドなロゴタイプは、作家本人の直筆サインからインスピレーションを得て設計。名刺やパンフレット、グッズなどのツールでは、右上端を起点に大きく配置するレギュレーションを確立しました。
さらに、中に入れるものすべてが草間彌生の世界に取り込まれていくようなドット柄のショッピングバッグなど、美術館での体験を通じて作家の世界観に深く没入できる仕掛けを随所に施しています。
Visual Identity
前衛芸術家草間彌生の直筆サインにヒントを得たビジュアルアイデンティティを設計。パンフレット、開館記念展チラシ、名刺、封筒まで展開しました。草間彌生の世界観を尊重し、ファンにも受け入れられるよう、細部の作り込みにこだわっています。







Signage
草間彌生の直筆サインの特徴からヒントを得たロゴタイプをベースにサイン計画を設計。特徴的なピクトグラムを用いながら、来館者が一方通行の経路を直感的に理解し、スムーズに館内をまわることができるよう配慮しています。









Graphics
VIや草間作品の要素を生かし、美術館オリジナル商品のパッケージ、スタッフTシャツなどに展開。中にモノを入れると何でも草間化されるドット柄のショッピングバックなど、随所で草間彌生の世界観に没入できるよう細部まで工夫を凝らしました。










Editing
草間彌生美術館開館記念展のカタログ。作品の再現性にこだわり、一点一点の存在感をきわだたせるプロポーションを設計しました。表紙はざらざらとした質感豊かな素材に作品を貼りこみ、黒とシルバーの箔押しを施すなど物質感のある一冊に仕上げました。







