宝酒造「純」のトータルブランディング
「焼酎とはこういうもの」を刷新する。

宝焼酎「純」は、焼酎メーカーの宝酒造から1977年に発売されたブランドを代表するロングセラー商品です。
焼酎は「国民酒」として親しまれてきましたが、食生活の欧米化とともにビールやウイスキーが台頭し、消費は低迷。1974年のアメリカのウォッカ人気に始まり、無色透明の酒ブーム「白色革命」が世界中を席巻する中、日本の「白色革命」として開発された「純」は、大衆的なイメージを刷新する必要がありました。
商品企画からネーミング、パッケージデザイン、広告を担当。一升瓶からシャープな角型ボトルへ、ロゴもダイレクト印刷するなど、その斬新なデザインは発売されるやいなや焼酎ブームを引き起こし、軽さを求める時代に応えるブランディングとなりました。
Package
発売されるやいなや焼酎ブームを引き起こした「純」。その商品企画・パッケージ・ネーミング・広告のすべてを手掛けました。シャープな瓶形とそこにロゴをダイレクト印刷したボトルは、この焼酎の新しさを象徴しています。凍らせて飲む、割って飲むという提案も含め、軽さを求める時代の流れをとらえたブランディングです。

Credit
- Creative Direction
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- 梶 祐輔
- Art Direction
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- 中川 憲造
- Design
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- 延山 博保
- Copywriting
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- 山田 周治
- Photography
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- 鈴木 幸治