Nippon Design Center

ONE L’ORÉAL JAPAN

不揃いの美に、多様性を見出す。

世界No.1の化粧品会社、仏ロレアルグループ。その日本法人である日本ロレアル株式会社(従業員2,300名)のコーポレートブランディングをNDCが担当しました。

18もの個性豊かなブランドを展開し、マーケティング、研究開発、製造、ブランドヘッドクオーターという4つの重要な機能が国内に集約する日本ロレアルは、世界でも類を見ないほど多様で複雑な組織。社員一人ひとりの繋がりをより一層強くすることが求められる「日本ロレアルの姿」を明快かつ革新的に表現しました。

「不揃いなチームで、超えていく」という逆説的なコピーを軸に、キービジュアルのモデルにはさまざまな職種やバックグラウンドを持った社員を起用。グラフィックでは、無二の柄でロレアルのユニークさを象徴した「墨流し」を旗に見立て、新たな姿勢を可視化。ムービーは、社員一人ひとりを異なる手法・演出で撮り下ろし、多彩な個性と一体感を鮮烈に印象づけています。

Client :
  • 日本ロレアル株式会社
Year :
  • 2023
Industry :

Movie

プロジェクトの要となるコーポレートムービーは、登場いただく9名の社員の方々にヒアリングし、それぞれの個性に合わせて、ロケーションやシチュエーションも変え、一人ひとり異なる撮影方法・演出で撮影しました。多様な個性と、企業としての一体感のバランスを探りながら、ひとつとして同じ表現がない美しさを掛け合わせることで、日本ロレアルという不揃いなチームを鮮烈に印象づけています。コーポレートムービーは日本ロレアル本社の受付やカフェスペースでも流れされており、社内外の人に「ONE L’ORÉAL JAPAN」のコンセプトを伝えています。

Graphics

水面に塗料を流し、その唯一無二の模様を写し取る日本古来の染色技法「墨流し」を、一人ひとりの個性の象徴として「ONE L’ORÉAL JAPAN」のキーモチーフとしました。伝統の墨流しを現代的に再解釈した「色流し」(Shiki-nagashi)を発信するアーティスト集団DWS JAPANを起用し、日本ロレアルオリジナルの9点の作品を制作。模様が生み出されていく制作過程を背景に、日本ロレアルのめざす姿を伝えるステートメントムービーに。日本ロレアル社社員のPCスタートアップ画面や社員証ストラップにも展開しています。

Credit

Creative Direction
Copywriting
Movie Direction
Art Direction
Design
Produce
Produce (Movie)
  • 水越 康夫 *
Production Management
  • 林 弥希 *
Cinematography
  • 西川 元基 (Movie) *
Photography
Art
  • DWS JAPAN *
Stylist
  • 深海 佳宏 (Movie) *
  • 竹内 大海 (Graphics) *
Hair and Makeup
  • 堤 絢香 (Movie) *
Hair
  • Eiji Sato (Graphics) *
Makeup
  • Tomo Muramatsu (Graphics) *
Music
  • 村井 智 (Movie) *

* 社外

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