東京都現代美術館
美術館を“普段使い”にする。

東京都現代美術館は、美術作品の展示だけでなく、創造・体験・学びの場として親しまれてきた美術館です。リニューアル・オープンを機に、より多くの人々が気軽に訪れることのできる開かれた空間を目指しました。
美術館は敷居が高いと感じる人もいますが、リニューアルでは、子どもからお年寄りまで、誰もが"普段使い"できる場所としての機能を重視。また、隣接する公園からの自然な動線での誘導が課題でした。
街や公園からのアクセスを明快にするため、ポスターを連続して掲示し視覚的に誘導していくサインシステムを計画。単管パイプや木板、メッシュのパネルやコルクなど、きっちりしすぎないやわらかな素材感と仕上げのサインを外構から展示室入口まで連続させて配置することで、親しみやすい空間へと変貌させました。
Signage
東京都現代美術館リニューアル・オープン時のサインデザイン。さまざまな年齢層の方が“普段使い”できる、親しみやすい美術館を目指しました。まちや公園からのアクセスが明快になるよう、ピクトやポスターなどビジュアルで人を誘導するサインを、外溝から展示室入口へと設置しています。












Graphics
東京都現代美術館リニューアル・オープン記念展、美術館概要パンフレットのグラフィック。明るく親しみやすい雰囲気に生まれ変わった美術館の雰囲気と、リニューアルオープンした3月の日差しをイメージしています。




