市原湖畔美術館
水辺の気配を、隅々にまで。

千葉県にある市原湖畔美術館は、1990年代に「水と彫刻の丘」として建てられた美術館でした。現代美術のコミッションワークを中心に展開し、独自の活動を続けてきましたが、施設の老朽化に伴い再生プロジェクトがスタートしました。
この再生に際して、湖畔という他にない立地特性を活かしながら、現代美術館としての新しい魅力を伝えていく必要がありました。
湖畔のさざ波を抽象化したロゴを開発し、軽快でラフなサインシステムを敷地内に展開。ミュージアムグッズから印刷物まで、水辺の気配を感じさせるデザインで統一することで、美術館と湖畔の心地よい関係性を表現しています。
Visual Identity
市原湖畔美術館のサイン計画は、1990年代に建てられ老朽化した「水と彫刻の丘」を再生するプロジェクトとしてスタートしました。過疎化が進んでいた美術館の周辺立地を、その土地が持つ豊かさとして捉え直したVIと、リニューアルで使用されたラフな建築資材を軽快さとして印象づけたサインは、アート拠点として地域の活性化を担う美術館の、明快なメッセージとなっています。













Signage
東京都現代美術館リニューアル・オープン記念展、美術館概要パンフレットのグラフィック。明るく親しみやすい雰囲気に生まれ変わった美術館の雰囲気と、リニューアルオープンした3月の日差しをイメージしています。














