Nippon Design Center

HIDA 飛騨産業

1300年の伝統を未来に伝える。

日本の中央部に位置する岐阜県飛騨高山は、1300年以上続く木工文化が息づき、伝統の技と心を礎にしたクリエーションが今も脈々と続いています。その代表的な木工家具メーカーの1つが飛騨産業です。

地域環境に思いを馳せたモノづくりに長年挑戦し続けてきた飛騨産業ですが、その深い哲学や価値観が一貫したビジュアルで表現されていませんでした。企業ロゴからWebサイト、そして展覧会に続くまで、ブランドとして統一性のある顔つきを構築したのが本プロジェクトです。

近年は、ミラノサローネにて「曲げ木と圧縮」の技術を前面に出した展示を、またジャパン・ハウス ロサンゼルスでは日本のモノづくりの心や美意識を主軸にした展覧会のデザインを通じて、飛騨産業の持つ本質的な価値を世界に伝える取り組みも実践しています。

Client :
  • 飛騨産業株式会社
Year :
  • 2017 -
Industry :

Visual Identity

Logo

「匠の心と技をもって飛騨を木工の聖地とする」という「志」を象徴するロゴは、ルーツである飛騨を力強く表現しています。「HIDA」の「H」は組木、「I」は立木、「D」は曲木、そして力強く立ち上がる「A」は住居や家具を象徴しており、堂々とした佇まいの中に、長い歴史の中で培われた深い知識と高い技術力、そして日本のモノづくりの心と美意識が込められています。

Communication Tools

あらゆるサイズの商品が存在することを念頭に数種類制作したタグをはじめ、名刺やカタログなどのアプリケーションは、共通して「白地×HIDAロゴ」の組み合わせで展開し、ブランドとして一貫した顔つきを構築しています。

Exhibition / Space

Storefront Design

飛騨産業が培ってきた曲げ木と圧縮の技術力の高さが生み出す、あらゆる商品をゆっくりご覧いただける東京ミッドタウン店。曲げ木と圧縮をテーマに展示を行ったミラノサローネ2018。

Exhibition Design

Credit

Creative Direction
Design
  • 菅家 悠斗
Copywriting
Editing
Web Design
Photography
  • 阪野 貴也 *
Produce
Shop Design
  • 五十嵐 久枝 *

* 社外

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