誰かのきっかけをつくる
誰かのきっかけをつくる
誰かのきっかけをつくる
何かを生み出す過程で、人や物事をつなぐこと


村木 諭
プロデュース部/プロデューサー
1981年生まれ。中央大学文学部社会学科卒業後、制作会社を経て、2018年日本デザインセンター入社。オンスクリーン本部映像企画室に所属後、現在プロデュース部に所属。毎朝自宅で一杯の珈琲を淹れることから1日が始まる。週末は自宅近くの農園で野菜作りに励むが、手入れを怠ることも多々あり、同じくらい草むしりにも励む。
こんにちは。プロデューサーの村木諭です。
前職では写真や映像を専門としていましたが、現在はデザインが機能するところなら領域を問わず担当しています。制作スタッフと一緒に、プロジェクトの根幹から携われることが大変でもあり楽しいところです。
世界中の「掃除」を題材にした無印良品の企業広告「気持ちいいのはなぜだろう。」は、デザイナーやライターとともにリサーチから始めた仕事です。こんなことも掃除と言えないか、伝えるべきポイントは何かといった議論を重ね、各国のロケ地や出演者の交渉、権利の確認など一つずつクリアしながら紡いでいきました。映像や店頭ビジュアル、書籍など多くの媒体に展開できたことは大きな喜びです。
何かのプロが集まれば、1+1が2ではなくて、3、4、5と広がっていくこともあると思うので。プロデューサーとして、何かを生み出す過程で人や物事をつなぐ役目ができたらいいですね。運転手でもカメラアシスタントでも、隙間があればすっと埋められる存在でありたいですし。打ち合わせの場では、クライアントとユーザーの複眼を意識しながら、ちょっと無邪気な意見を投げかけることで、チームに新しい気付きを与えられたら良いなと思っています。
プライベートでは最近、珈琲の勉強をしています。昔は全く飲めなかったのですが、仕事で出会った方に淹れてもらった一杯が本当に美味しくて。産地や煎り方の違いを調べていくうちに新たなつながりもできました。仕事でも趣味でも、いろんなことに興味を持って人と話すことで、新しい発見に出会って、それがまた別の何かを知るきっかけになって。そんなポジティブな円を描いていきたいです。
