Feb. 2019

自分とチームを考える 自分とチームを考える 自分とチームを考える

藤原奈緒/制作本部 第4制作室 室長/クリエイティブディレクター/アートディレクター

それぞれが良さを発揮できる環境を目指して

藤原奈緒

制作本部 第4制作室 室長/クリエイティブディレクター/アートディレクター

1978年生まれ。京都精華大学芸術学部卒業後、2002年、日本デザインセンター入社。佐々木デザイン研究所、第2制作室などを経て、2017年より第4制作室所属。現在は室長として、プレイヤーとマネージャーの両面からデザインに携わる。2015年「PRIUS」カタログ、2017年よりワコール「PARFAGE」、ルベル「Moii」のブランディング、2018年「URAWAREDS」のロゴデザインなどを担当。
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こんにちは。クリエイティブディレクターの藤原奈緒です。

ひとつのプロジェクトをかたちにしていくときに、ブランドの核になるものがきちんとあれば、扱う商品やメディアは何でも良くて、それをいかにコントロールしていくかということがデザインなのかなと思っています。デザインはディティールから感じてもらえることもあるし、全体を見てもらってこそ伝わることもある。どんなときも一般的な感覚を持って、わかりやすく表現するということは大切にしています。個人的には、作り出す前の考えている時間が一番楽しいですね。実際に、ブランドの基幹を固めるというところが自分の役割であることが多いです。

いまはプレイヤーとして仕事をしながらマネージャーも兼務しているので、こういうのは良かったな、嫌だったなという自分の経験をもとに、チームワーク良く進めていくことを追求している毎日です。この人はどういうことが得意なんだろうとか、こういうことはちょっと苦手だけど、こっちはとてもいいなとか、そういうのをよく見て、最適なスタッフィングをすること。フォローが必要なところにフォローをきちんと付けることでお互いの弱点みたいなものをカバーし合って、それぞれが良さを発揮できる環境が理想です。

何よりも大事だと思っているのは、結果を出すことです。クライアントに求められる結果や、その時々で自分で設定した結果などを、可視化し共有することを最近は心掛けています。さらには新しいことにチャレンジして、領域をどんどん広げていきたい。誠実に、前向きに目の前のことをやって、チームのひとりひとりが活かされる仕事を増やしていきたい。5年後、10年後、全員でいまより良くなっていたいです。

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