Nov 08, 2024
グルベンキアン美術館 サイン計画
ポルトガルのリスボンにある現代美術館、
CAM(Centro de Arte Moderna Gulbenkian)の改修に伴い、
原デザイン研究所がサイン計画を担当しました。
曲線構造が特徴的な建築は、建築家の隈研吾氏によるもので、
建築と自然が歴史ある街の中で融合し溶け合うよう、
日本家屋の「縁側」に着想を得て設計されています。
そんな建築の曲線的な文脈を取り入れ、
鈍角に折り曲げた形状に設計したサインは、
平時は環境に溶け込みながらも、
必要が生じれば、情報への注意を誘発するとともに、
進行方向をより明快に示します。
また、経年変化した鉄のような色合いで統一することで、
存在感を残しつつ、室内にも、庭園にも溶け込み、
内と外の疎通をより高めます。
AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Hana Yazaki, Natsu Kobayashi, Wataru Sato, Dai Yongqiang
Ph: Richard Oliveira Alves*
Pr: Yuta Hosomi
*社外