蔦屋書店

代官山 蔦屋書店は、「映画、音楽、本を一つの店で買う・借りる」というスタイルを
全国に根付かせたTSUTAYAが、創業当時からの顧客である団塊の世代に向けて、
次のライフスタイルの提案を行うべく誕生した “カルチャー”の発信地です。
ここに集うのは、文化に精通し、若々しい感性を持つ日本の新しい大人たち。
成熟マーケティングに向き合う新たな居心地の提案を、という
要望に応えるコミュニケーションデザインです。

情報を掃除する

プレゼンテーション時より、丁寧なコミュニケーションが自然に生まれるような雰囲気づくりに留意しています。その場に居るだけで充足を感じられる空間を目指して、情報を整理整頓し、簡潔に配置しています。

時間があり、余裕もある団塊世代が新たな消費者として登場したにも関わらず、彼らを楽しませるサプライヤーは極めて少ない。
これが「代官山T-SITE」(蔦屋書店)をスタートさせたきっかけだった。
増田宗昭
カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長
(WWD JAPAN June 4, 2012)

粒子と漢字

漢字で蔦屋書店。1983年のカルチュア・コンビニエンス・クラブが創業当時も掲げていたこの店名を、読みやすい漢字ロゴに。VIはロゴをドットの集合に粒子化し、アプリケーションの一部はファサードの「T」の集合体から、展開しています。

透過する構造体

パンチングメタルをプレスした半透明の薄い構造体を考案しました。薄く軽く、透過性を持ち、表裏どちら側からもくっきり視認できます。文字はニュートラルな書体を用いながらも、1階の書店エリアは整然と、2階のDVD、CDのレンタルエリアは大きく堂々と。読みやすくかつ空間に自然に溶け込むサインです。

大人たちのプリンシプル

最初の広告はプリンシプルをもって生きる大人の尊厳を「本を読む人」の姿として表現。コピーは「本におかえりなさいませ」。

土日は3万人が来店

代官山駅から徒歩5分。旧山手通りに面した蔦屋書店は、平日は1万人、土日は3万人が来店します。当初ターゲットとしていた大人世代だけでなく、学生や家族連れなど幅広い年代が集まる店となり代官山の賑わいの中心地となりました。ドットで構成されたブックカバーやショッパーは、今や街の風景の一部です。(※2012年6月調査)

公立図書館になった蔦屋書店

佐賀県武雄市図書館の運営をカルチュア・コンビニエンス・クラブが2013年より受託。日本デザインセンターは、運営のしやすさを考えたコミュニケーションデザインをパッケージ化してCCCの「図書館運営委託事業」が全国に展開していくことをサポートしています。

蔦屋書店
VI System, Sign System, Applications
2011

Art Director
Kenya Hara
Designer
Kenya Hara, Kaoru Matsuno, Misawa Haruka, Naoko Sasaki
Copy Writer
Ryo Hasumi
Producer
Nao Uchida
Web Design
Hiroyuki Saito

蔦屋書店Advertising
2011

Art Director
Kenya Hara
Designer
Kenya Hara, Kaoru Matsuno
Photographer
Yoshihiko Ueda
Copy Writer
Munenori Harada

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