市原湖畔美術館

市原湖畔美術館のサイン計画は、1990年代に建てられ老朽化した「水と彫刻の丘」を
再生するプロジェクトとしてスタートしました。
過疎化が進んでいた美術館の周辺立地を、その土地が持つ豊かさとして捉え直したVIと、
リニューアルで使用されたラフな建築資材を軽快さとして印象づけたサインは、
アート拠点として地域の活性化を担う美術館の、明快なメッセージとなっています。

水面の象徴

湖面を渡る風、さざ波、きらめき。高滝湖という静かな湖の水辺に位置する絶好のロケーションを、シンプルな水面のパターンで表現しました。水面のグラフィックはミュージアムグッズにも展開され、楽しさの追体験を提供しています。

点でつなぐサイン

コンクリートの粗面や、通常は工事現場で使われるスチール折板のラフな素材感が生きるように、ピクセル状のグラフィックをベースにしたサインを設計しました。曲がり角や曲面、凹凸といったさまざまな壁面をつなぐ白い点線は、優秀な案内役であると同時に、空間に軽快なリズムを与えています。

サインとして
モニュメントとして

市原の地にゆかりある詩歌を浮かべたオブジェは遠くから望めば美術館の館名サインとして機能し、近づけば土地の記憶を伝承するモニュメントになります。見る角度によっても、一日の時間帯によっても見え方が変化し、来訪者を楽しませます。

市原湖畔美術館
2013

Creative Director
Yoshiaki Irobe
Art Director
Yoshiaki Irobe
Designer
Akiko Uematsu, Ryosuke Kato
Photographer
Tadashi Endo, Shimei Nakatogawa, Takaya Sakano, Masahiro Ihara
Coordinator
Art Front Gallery
Architect
KAWAGUCHI TEI ARCHITECTS
Producer
Yasuo Hayasaka

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