KITTE

昭和モダニズム建築の代表作である「旧東京中央郵便局」を一部保存・再生した外観が、
丸の内の風格ある街並みと調和するKITTEは、日本郵便がはじめて手がけた商業施設。
日本デザインセンターはネーミングより参画し、VI計画とエントランスサインのデザインを通じて、
人と人、街と街の「つながり」を大切に想う日本郵便の理念を形づくっています。
東京駅目前という立地環境にも配慮しながら、サインとしての独自性と機能性を探究しました。

列から面へ、拡がるVI

KITTEの基本ロゴは、等間隔に5本並んだ長方形でできています。旧局舎より受け継ぐタイル壁や八角形の柱など、歴史的シンボルからイメージを汲み取りました。そこへ郵便局を象徴する赤と、補色の青緑を配色し、新たな商業施設の誕生と活気を表現しています。長方形のパターンは、自由に拡張することも可能。店頭ツールをはじめ、多様な媒体を柔軟に受け入れる、大きな器としての役割を果たします。

東京駅前の動くサイン

エントランスサインには、モーショングラフィックスを用いました。柔らかに灯り、消えていく光の運動性は、東京駅丸の内口エリアの景観に自然に溶け込む静謐さと、道行く人びとの目を引く動的効果を併せ持ちます。

街になる

丸の内開発の最後のピースと言われたKITTE。地下を通じて東京駅と直結し、有楽町エリアにもスムーズにアクセスできるため、開業からわずか5ヶ月で来館者数1000万人を突破しました。今や一施設ではなく、丸の内という「街」の顔として、エントランスサインが今日も多くのお客さまを出迎えます。

KITTE
2013

Creative Director
Kenya Hara
Art Director
Haruka Misawa
Designer
Haruka Misawa
Copy Writer
Wada Hideyo, Tomokazu Akiyama
Producer
Sayaka Soga
Photographer
Rui Hosokawa

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