半島のじかん

三方が海、すぐそばには里と山。島国である日本には、数多くの半島があります。
「半島のじかん」は、全国の半島地域の振興・活性化を目的とする国土交通省半島振興室の
展覧会プロジェクトとして、2011年よりスタートしました。
「日本の半島の豊かさを世界に訴えていく」という大命題のもと、
半島の新しいコミュニケーションデザインを現在進行形で構築しています。

半島をデザインする

半島の最大の課題。それはひとえに、半島という単位で明確に表現されてこなかったゆえ、広く発信する術を持たないことでした。最もシンプルに半島を単位化=ロゴ化することからプロジェクトはスタート。一定のカタチなく姿を変える一本線で描かれたロゴは、「三方が海に囲まれている」という半島の定義と歴史や伝統・文化などが蓄えられている半島の多様性を表現しています。

魅力を的確に束ねる

「整理されていない煩雑な写真の束より、意志を持った3枚の写真の方がよほど機能する」この考えのもと、「風景」「人」「産物」という3つの視点で写真を撮影。敢えて何も脚色することなく、そのままの半島の姿を提示することで、半島のリアルな豊かさを浮かび上がらせています。今後も全国の半島地域を回りながら、3つの切り口で写真撮影を継続。魅力的な日本の半島のアーカイブとして機能させていくことを目指します。

半島を情報化する

「半島の名前は知っていても場所が分からない」「場所はイメージできても名前を知らない」私たちは、思う以上に日本のことを知らないものです。いかに日本の半島が豊かであるか、素晴らしいかを視覚化すべく、日本全国の半島の位置や基本データ、由縁あるエピソードを半島ごとにまとめた「半島ノート」を制作。半島への最初の入口として展覧会での配布やWEB上で公開し、半島に対する浅い知識や漠然としたイメージが知的好奇心を妨げないよう、半島への興味をより深い関心へと導いています。

「半島のじかん」を始動

飛行機がない時代、日本の入口であり、アンテナだった半島。ゆえに、半島には今も豊かな地域資源が蓄えられています。そうした半島の魅力を発信・共有する場、また地域と都市の交流の場として、「半島のじかん」と題したイベントを1年ペースで開催。「人」や「食」など年ごとにテーマを設けた展示では、グラフィック、立体、ムービー等さまざまなアプローチを通して、地域に生きる人々が誇りを抱けるコミュニケーションを目指しています。

半島のじかん
2011~

Art Director
Daigo Daikoku
Designer
Daigo Daikoku
Mayumi Sano (2014), Satoshi Kiriyama (2013), Takao Minamidate (2011)
Copy Writer
Norimitsu Korekata
Photographer
Ryo Shirai

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