実績紹介

ケーススタディ

アサヒビール

ブランディングの方法や道筋は、企業ごとに異なります。
アサヒビールの場合、パッケージデザインをメディアと考え、
ブランディングの重要な柱を形成しています。

アサヒビールの顔を創る

CI導入に際して発売されたアサヒ生ビール(アサヒドラフトビア)から、売り上げは順調に推移。翌年のアサヒスーパードライの発売により一気に上昇気流に乗りました。1986年以来、NDCでは、アサヒビールが発売する大半のブランドのパッケージデザインを担当しています。長期的な視点で、各ブランドの顔がしっかりとアサヒビールの顔として機能するように、デザインを通して個々のブランドのイメージづくりをお手伝いしながら、販売に貢献し企業活動をサポートしています。

味覚をデザインし、No.1ビールへ

当時、瓶ビールが売り上げの多くを占めていたことから、瓶のラベルデザインを基本に考えるのが一般的でした。しかし、徐々に缶の需要が伸びていたことから、スーパードライは「缶」を基本にしてデザインに着手。そこで、アルミ缶の素材そのままのキラリと光るメタリックシルバーに黒の文字を配し、引き締まったデザインとすることでスーパードライのシャープな味、辛口を表現し、アサヒビールのコーポレートマークを大きくレイアウト。宇宙船やハイテク機器を彷彿させる近未来的な雰囲気を醸しながらも、製品特長をしっかりと体現したことで、店頭において圧倒的な存在感を獲得しています。スーパードライは1996年、ビールの単独ブランドシェアNo.1に輝き、現在でもその地位を明け渡していません。

アサヒ「スーパードライ」

デザインをメンテナンスする

アサヒスーパードライは発売から20年が経った今もなお多くのユーザーに支持され続けています。一過性で終わることのない息の長いデザインを創出することで、ブランドの資産を確実に積み上げてゆくことも私たちの重要な役割です。その積み上げ作業とも言えるのがパッケージデザインのメンテナンスです。登場感を意識したデザインの新製品が次々と発売される環境下において、長年に渡って変わることのないブランドを常にユーザーの目に新鮮に映るようにする大切な作業です。その時々の市場動向や時代性を意識しながら、細部に渡って緻密に手を加えることにより進化し続けています。

ブランド資産の運用と展開

「本生」は発泡酒市場に後発商品として投入されました。アサヒビールの主力商品の証とも言える、コーポレートマークを中心に配し、先発の並み居る競合商品より店頭で強烈にアピールするために、赤をメインカラーとしました。アサヒビールのブランド資産を戦略的に活用したうえで、“色”という新たな要素をマッチングさせたパッケージデザインです。さらにはこの色を発展させ、アサヒの発泡酒ブランドとして赤の本生を筆頭に、青の「アクアブルー」、緑の「オフタイム」というラインナップで、発泡酒市場におけるポジションを確立しています。

アサヒ「本生」

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