HOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITION

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HOUSE VISIONは、エネルギーや移動、複合化する家電、成熟マーケティングや美意識資源の発露など、様々な可能性を融合させる場として「家」をとらえ、潜在している日本の産業の可能性をビジュアライズする試みである。2013年3月に開催されたHOUSE VISION 2013 TOKYO EXHIBITIONでは、約15,000㎡のオープンエアの空間を使い、6つの家と1つのシェアリング・コミュニティからなる展示スペースを製作した。

1. 住の先へ｜LIXIL × 伊東豊雄

ハイテクを携えた、懐かしい未来の家。
雨のにおいやキンモクセイの香りが漂う開放的な土間や縁側を、高気密の空間と対照させた。

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2. 移動とエネルギーの家｜Honda × 藤本壮介

エネルギー、モビリティ、空間とがシームレスにつながる家。
三層のレイヤー構造で、段階的に内と外を融通させる新たな空間の重なりと連続性を提案した。

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3. 地域社会圏｜未来生活研究会 × 山本理顕・末光弘和・仲俊治

シェアの可能性を明示し、共生への認識を高める家。
500人で住むという架空の地域社会圏を、五分の一スケールの集合住宅として具体化した。

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4. 数寄の家｜住友林業 × 杉本博司

日本の美意識を未来資源として運用する家。
家の根幹に、数寄屋に代表される美意識とそれを具体化する素材と技術を置いた。

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5. 家具の家｜無印良品 × 坂茂

住まいを自分で編集できる家。
柱や壁ではなく、家具がそのまま家を支える構造体となっている。

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6. 極上の間｜TOTO・YKK AP × 成瀬友梨・猪熊純

「繊細・丁寧・緻密・簡潔」から発想する極上の空間としてのトイレ。
玄関で靴を脱ぎ清潔さを切り替える日本の生活習慣の中で、レストルームから新たな生活美学が育ち始める。

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7. 編集の家｜蔦屋書店 × 東京R不動産

建築や不動産の再生利用に対する知識と能動性を育む家。
住空間の編集者が建築家や工務店から生活者へ。中古マンションをスケルトンに戻して、「初期化」された状態から新時代の住空間が始まる。

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8. そして2016年へ Interactive

HOUSE VISIONでは2016 年、再び東京での展覧会を計画中。「家」を基軸とした産業のアクティビティや家づくりへの関心の高まりを再度エキシビションとして構築していく。また、WEBサイトの運営や、SNSの活用により幅広い発信を続けているほか、中国、インドネシア、マレーシア、ベトナムでも毎月のように研究会を重ね、アジアのライフスタイルから生まれてくる新たな経済文化の胎動を「住まい」から探り出す試みとしても活動を開始している。特設サイト: http://house-vision.jp/

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Exhibition
2012-
AD: Kenya Hara
Planning / Management: Kaoru Matsuno, Yukie Inoue
Promotion: Yukie Inoue, Yuka Okazaki, Haruka Misawa
PR: Yoshifumi Nabeta, Mizuho Morita
Graphic: Haruka Misawa, Mayumi Sano, Tomoko Komazawa, Naoko Sasaki, Yuka Okazaki, Makiyo Miyata
Editrial: Shimpei Nakamura, Kanako Ohashi
Web / Movie: Hiroyuki Saitoh, Sohei Takimi
C: Ken Isome, Naho Yoshioka
P: Nakasa&Partners, Inc