べにや 無何有(BENIYA MUKAYU)
べにや 無何有(BENIYA MUKAYU)

3 02, 2020

べにや 無何有(BENIYA MUKAYU)

石川県の加賀温泉郷、薬師山の高台に静かにただずむ宿「べにや無何有」。
原デザイン研究所ではこれまで、ロゴタイプの設計をはじめ、
パンフレットや「薬師山 アメニティ」と呼ばれる一連のアメニティ製品、
ワインや醤油、梅干しのパッケージ類などのデザインをお手伝いしてきましたが、
この度はウェブサイトの全面リニューアルを担当しました。
 
荘子が好んだ言葉「無何有」は、「何もないこと。無為であること」を意味しています。
そんな宿の名に沿うように、ウェブサイトのリニューアルに際して、
ほうっておくと飽和してしまう情報を、見せすぎず、語りすぎない構成に再編集し、
障子の隙間からそっと覗くような静謐さを基調にデザインしました。
 
Webサイトは下記URLよりご覧いただけます。
https://mukayu.com/

AD: Kenya Hara
D: Takuya Seki, Xin Zhong, Hiroshi Hosokawa, Nana Miyazaki
Ph/Movie: Taiki Fukao
Web: Daisuke Takahashi*, Ryota Inoue*
PM: Reiko Yamaguchi

ハンファ LIFEPLUS
ハンファ LIFEPLUS

2 05, 2020

ハンファ LIFEPLUS

韓国の企業、ハンファ生命保険をはじめとするハンファグループ5社が運営するLIFEPLUSは、 「老い」「病」「死」といったリスクに備えることではなく、「生」に焦点を当て、 人生の全ての瞬間を豊かにすることを目指す保険ブランドです。

シンボルマークの制作にあたっては、モーションを効果的に取り入れた表現とし、
生のダイナミズムを「躍動するかたち」としてシンボライズしています。
イメージの原型は変化を模索しながら運動する「円」です。
円というプライマリーな形も、運動性の中におくと、ひとときも円の形にとどまってはいません。
シンボルマークはそのような「生のかたち」の一瞬を取り出したものです。
ロゴタイプは明快で揺るぎない人生観を表現しています。
基礎的なフォルムの字列に、特徴的な「P」の造形をアクセントとして加えており、
これに合わせオリジナルフォント(英・韓)の制作監修も務めました。

その他、ポスター、ブランドムービー、Webサイトの監修、
グッズ類など、ブランドのアクセラレーション一式を手がけました。
Webサイトは下記URLよりご覧いただけます。

https://www.lifeplus.co.kr/
AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Angsuya Kunchaethong
Movie Director: Taiki Fukao
Motion Graphic: Kenichi Hashimoto*
Pr: Yuta Hosomi
Movie Pr:Satoshi Muraki
Typeface Coorperation: Calvin Kwok(English)*, Tlab Font(Hangul)*
Japan House London Creative Crossings

10 18, 2019

Japan House London Creative Crossings

ジャパン・ハウス ロンドンが位置するケンジントンハイストリートに
「Creative Crossings」を設置。デザインを担当しました。

この活動はロンドン デザイン フェスティバル2019の一環で、
ケンジントンハイストリートエリアの地域ブランド力の向上、
活性化を目的としています。

ジャパン・ハウス ロンドンが設置した「Creative Crossings」は、
ジャパン・ハウスのロゴマークを軸に制作しています。

中央写真は左から、サーシャ・ローブ、マイケル・フリーハンJHL館長、
原研哉、ジェラード・ハーグリーブス ケンジントン・チェルシー区区長。
AD: Kenya Hara
D: Hiroaki Kawanami
Ph: Jérémie Souteyrat ©︎ Japan House London
『デザインノート No.86』(誠文堂新光社)原研哉特集号

8 08, 2019

『デザインノート No.86』(誠文堂新光社)原研哉特集号

2004年に、同じく誠文堂新光社『アイデア』で刊行された原研哉特集は、
原のデザインの基点となる一冊となりました。
今回の『デザインノート』特集号は、
『アイデア』以降の15年にわたる、
さまざまなVIやブランディング、プロダクト開発をはじめ、
「HOUSE VISION」や「JAPAN HOUSE」、「低空飛行」などの
分野を横断し、スケールを縦断した活動の軌跡をたどりつつ、
今後の展開についても示した一冊となっています。
是非、ご高覧ください。

関連イベント
『デザインノート No.86』(誠文堂新光社) 原研哉特集号
刊行記念 原 研哉トークイベント開催
※お席に限りがございます。事前のお申し込みはwebサイトをご確認ください。

会場│銀座 蔦屋書店
日時│2019年8月29日(木)19:30-21:00
詳細│https://store.tsite.jp/ginza/event/architectural-design/8454-1311060723.html
Pb: Seibundo Shinkosha Publishing Co., Ltd.
Production Cooperation: Kenya Hara+Hara Design Institute
Cover Photo: Yoshihiko Ueda
Webサイト「低空飛行」公開

7 21, 2019

Webサイト「低空飛行」公開

約一年半にわたって準備をしてきました「低空飛行」を公開しました。
これは飛行機の旅ではありません。こんな日本はいかがですか、と
原研哉が選りすぐりのスポットを紹介するサイトです。
地上の景色をつぶさに眺められる高度で、日本の深部あるいは細部を
くまなく見てまわる旅をイメージした比喩的な名称です。

アクセスするといきなりログイン画面が現れる単刀直入な設計ですが、
内容はご満足いただけるはず。
コンテンツは月1一回、ブログは月3回の更新予定です。

ユーザー登録をいただくと無料で閲覧いただけます。
https://tei-ku.com

AD: Kenya Hara
Movie / Photograph / Text : Kenya HARA
D: Kenya Hara, Inoue Yukie, Nana Miyazaki, Hiroshi Hosokawa, Xin Zhong
Coordination: Yoshino Nihonyanagi
Movie Retouch: Yuuki Saito, Yukio Fukaya, Shuichi Takahashi, Takashi Suzuki
Music : Heima*
Web: Yasuo Watanabe*, Motokazu Furukawa*
Illustration: Yoshitaka Mizutani*

MUJI HOTEL GINZAオープン

6 20, 2019

MUJI HOTEL GINZAオープン

4月4日(木)、「無印良品 銀座」の6〜10階に
「MUJI HOTEL GINZA」がオープンしました。
中国の深圳・北京に続き、日本では初となるMUJI HOTELです。

MUJI HOTELは、泊まりながら無印良品を楽しめるホテルです。
「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、
ちょうどよい価格でよく眠れ、旅先の体と心を整える空間と、
宿泊客と土地をつなげるサービスを提供しています。

原デザイン研究所は、ホテル全体のアートディレクションを担当しました。
ホテルのコンセプト、内外のサイン計画やWebサイトをはじめ、
室内機器の操作部やタブレットのUI、コンセントBOX、
ホテル従業員のネームプレートや名刺のデザインにいたるまで、
宿泊客とのあらゆる接点のデザインを考えています。

お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

https://hotel.muji.com/ginza/ja/
CD・AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Ryosuke Kato, Xin Zhong, Hiroyuki Sato, Kensuke Ono
C: Kyoko Nagase
I: Yukiyo Nemoto
Ph: Shimei Nakatogawa
Web: Kohei Shimizu
Pr: Atsushi Matsumoto
TENKU / 忘れの里 雅叙苑

6 13, 2019

TENKU / 忘れの里 雅叙苑

鹿児島県霧島市にある究極のリゾート「TENKU」と、
妙見温泉「忘れの里 雅叙苑」のウェブサイトをデザインしました。

「TENKU」は、東京ドーム13個におよぶ広大な敷地の中にわずか5棟のヴィラしか存在せず、
風景全体に浴すような、静かで非常識な体験を提供するリゾートです。
そのスケールと世界観を3Dマップのアニメーションと、コンセプトムービーで表現しました。

「雅叙苑」は、茅葺屋根の古民家を移築した、昔ながらの集落のような宿です。
巨大な一枚岩をくり抜いた温泉風呂や、薩摩の大地で収穫された野菜による郷土料理など、
どこか懐かしく感じる日本の原風景の中に滞在できます。

どちらも、オーナー田島建夫さんが手がけた、芯のぶれない滞遊の追求です。
田島さんの旅はこれからも続きます。

TENKU
https://www.tenkunomori.net/

忘れの里 雅叙苑
https://www.gajoen.jp/
AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Kanako Ohashi, Takuya Seki, Nana Miyazaki
C: Takuya Seki
Ph: Taiki Fukao
Movie Director: Taiki Fukao
Web: Daisuke Takahashi*, Ryota Inoue*, Masafumi Moriwaki*, Hiromu Hasegawa*
CG: Kenichi Hashimoto*
Pr: Yoshifumi Nabeta
MUJI Diner湯気サイン

5 29, 2019

MUJI Diner湯気サイン

「無印良品 銀座」の地下1階には、
素の食をテーマとするレストラン「MUJI Diner」が併設されています。
銀座の街をゆく人々をMUJI Dinerへと誘うべく、
正面エントランスに設置するサインを考案しました。
旗艦店の構えは世界に向いていますが、このサインはご近所様へのメッセージ。
サインからは、ほやほやの「食」を想起させる白い湯気が立ち昇り、
定食名を記した手書きのボードとともに、道ゆく人々を館内に誘います。

CD・AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Hiroyuki Sato, Kensuke Ono
Ph: Shimei Nakatogawa
Pr: Atushi Matsumoto

無印良品 大引越 有楽町▶銀座

5 20, 2019

無印良品 大引越 有楽町▶銀座

世界旗艦店「無印良品 銀座」の開店を「大引越」ととらえ、有楽町→銀座への移行を、
谷口広樹氏によるイラストレーションを用いて巨視的に表現しました。
同時に、詳細な店舗図により新しくオープンしたMUJI HOTELへの興味も喚起しています。
これらは、トレインチャンネルやWebバナー広告にも広く用いられています。
一方で、基幹商品を軸としたプロモーションも、交通広告・サイネージを中心に展開しています。

https://shop.muji.com/jp/ginza/
AD: Kenya Hara
D: Saiko Kanda, Hana Yazaki
C: Kyoko Nagase, Takuya Jojima
I: Hiroki Taniguchi
CG: Kenichi Hashimoto
Ph: Akihiro Ito
Pr: Yoshie Sone
李公麟「五馬図」

4 24, 2019

李公麟「五馬図」

中国絵画が空前の成熟を見せた北宋時代、
その代表的名画と目され、歴代王朝で愛蔵された李公麟作「五馬図」。
清王朝の滅亡とともに行方のわからなくなった名作が姿を現し
原寸で書籍に再現されました。
原デザイン研究所が慎重に造本デザインを担当しています。

http://www.hatorishoten-articles.com/fivehorses.html
AD: Kenya Hara
D: Kenya Hara, Kanako Ohashi