原デザイン研究所はデザインシンクタンクです。
依頼されてデザインを提供する
オーソドックスなデザイン事務所の機能は健全に保ちますが、
社会と世界を観察し、新しい問題を発見し、
デザインプロジェクトの可能性として提案していくことを
同じ比重でやりたいと考えています。
メディアの環境も変わり、コミュニケーションの方法も、
デザインという営みの意味や役割も大きく変わっていきます。
可能なかぎり、あらゆるメディアや分野を並列で咀嚼し、
グラフィックデザインも、建築も、プロダクツも、
webも書籍も、展覧会もホテルプロデュースも
都市システムやナビゲーション・デザインも
外部の才能や技術との緻密な連携をも視野にいれつつ、
しっかりとした水準で具体化してきたいと考えています。
このサイトを見て可能性をお感じいただけたなら、
躊躇なくコンタクトしてください。
どんな組織やプロジェクトとも繋がってみたいと思います。
現在は自分を含め20名のスタッフで運営していますが、
ヴィジョンを共有することから仕事を始めています。
デザイナー。1958年生まれ。「もの」のデザインと同様に「こと」のデザインを重視して活動中。
>Profile2000年に「RE-DESIGN─日常の21世紀」という展覧会を制作し、 何気ない日常の文脈の中にこそ驚くべきデザインの資源があることを提示した。 2002年に無印良品のアドバイザリーボードのメンバーとなり、アートディレクションを開始する。 2004年には「HAPTIC─五感の覚醒」と題する展覧会を制作、 人間の感覚の中に大きなデザインの資源が眠っていることを示した。 長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、 2005年愛知万博の公式ポスターを制作するなど日本の文化に深く根ざした仕事も多い。 2007年、2009年にはパリ・ミラノ・東京で「TOKYO FIBER ─ SENSEWARE展」を、 2008-2009年には「JAPAN CAR展」をパリとロンドンの科学博物館で開催するなど、 産業の潜在力を展覧会を通して可視化し、広く世界に広げていく仕事に注力している。 2010年に「HOUSE VISION」の活動を開始。2013年には最初の展覧会となる東京展を開催した。 2012年から「犬のための建築展」、2014年に「TAKEO PAPER SHOW 2014 SUBTLE」を開催するなど、常にものの捉え方や価値観を更新するビジョンを提起するプロジェクトを多数手がける。 2011-2012年には北京を皮切りに「DESIGNING DESIN 原研哉 中国展」を巡回し、活動の幅をアジアへと拡大。著書「デザインのデザイン」や「白」はアジア各国語版をはじめ多言語に翻訳されている。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。 日本グラフィックデザイナー協会副会長。