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フィロソフィ−

日本デザインセンターは、あなたのビジネスに経営資源としてのデザインを提供します。

経営資源としてのデザイン

日本デザインセンター(NDC)は企業の経営資源をデザインで構築するお手伝いをするクリエイティブ集団です。パッケージデザイン、広告やプロモーション、店舗空間のデザイン、イベントや展覧会、Eマーケティング、編集エディトリアル、そしてそれらを計画的に運用することで、優れたコーポレイトブランドが創出されていきます。

一業種一社を原則に、私たちが長年にわたって、関わってきたクライアントは、いつの時代にも、技術革新の最先端にあり、社会を牽引する影響力の大きな企業でした。このような環境が、表層に流されない、社会や世界の本流をつかみ続けるデザイン思想を生み出しています。つまり、デザインを小さな流行や一過性の華やかさで販売に寄与するような、小さなパースペクティブでとらえるのではなく、あらゆる問題を、過去から、そして少し遠い未来を見通すような視点を持ち、そこから個々のプロジェクトの問題の本質を見据えていくような方法で、クリエイティブをとらえています。私たちの仕事はいずれもそういう観点から実践されたもので、結果として長期にわたってよく機能する経営資源を提供できているものと自負しています。

NDCは1960年に誕生しました。当時の名だたるクリエイターを総結集させた陣営での創業は華々しいものであり、事実、斬新な広告デザインの実践によって、社会の耳目を集めています。しかしながら、デザインと社会、あるいは広告コミュニケーションと企業の関係も時代とともに変化し、その方法論もより精密に進化を遂げています。私たちは、いつの時代にも自己変革を意識し、新しい状況により有効に機能するデザインの形を模索してきました。そういう意味では、半世紀近い歴史を持つというより、何度も生まれ変わった会社であるとご理解いただいた方が、実体に近いと考えます。

メディアを横断する視点

今日、情報テクノロジーの進歩によって、私たちを取り巻くコミュニケーションの環境が大きく変化しています。新しいメディアは次々と古いメディアを駆逐していくかのように社会の中では予測が飛び交います。コミュニケーション・デザインを専門とする立場で、私たちはこれらの状況を次のように認識しています。つまり、新しいものが旧来のものにとって替わるのではなく「旧」が「新」を受け入れることで選択肢が増える。

例えば、インターネットのニュース配信は新聞をなくしはしませんし、電子メールは電話を減らすどころか携帯電話の数は飛躍的に伸びています。ひととき「ペーパーレス」という言葉が流通しましたが、コンピュータは印刷技術を衰退させるどころかむしろハイテクによって進化させそこに全く新しい速度と密度を生み出しています。Eコマースを例にとっても、新しく起業した会社のみが成功を収めているのではなく、むしろ古くからある会社が慎重な調査を経てそこに参入することがより大きな成功を生み出しています。古くからあるものと、新たなものが対立するのではなく、前者が後者を受け入れてコミュニケーションにおけるメディアや方法の選択肢が増える。それが今日の状況です。

そういう状況の中で、大切なことは冷静な観察と判断の積み重ねです。いずれのメディアが優位になるかではなく、全てのメディアを等しく俯瞰し、状況に応じてそれらを編集管理できる計画性が、デザインには求められるでしょう。デザインはメディアに従属するものではなく、むしろメディアの本質を浮かび上がらせるように機能するはずです。本質に根ざしたメディアの複合。そのような方向に、NDCは動き出そうとしています。新しいビジネスをお手伝いさせていただく会社として、以上のような意志を持ったクリエイティブ集団として私たちをご理解いただければ幸いです。

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